法人向けガソリンカードとは?メリット・デメリットやお得な使い方、おすすめカード比較まで徹底解説!

法人カードのケース別おすすめ比較
  1. 法人向けガソリンカードとは?
    1. 石油・ガソリン系の会社が発行している法人・個人事業主向けのクレジットカード
    2. 自社ガソリンスタンドでの利用を促進するためにできたカード
    3. クレジット機能も付いている場合は、ガソリンスタンド以外のシーンで通常クレカ決済も可能
    4. 法人向けなので引き落とし口座は個人では無く法人口座。会社の経費として支払いが可能になる
    5. クレジットカードのスタンダードなスペックは一通りある
  2. 法人向けガソリンカードのメリット・デメリット
    1. 【クレジットカード】クレジット機能ありのメリット
    2. 【クレジットカード】クレジット機能ありのデメリット
      1. 例①:シナジーJCB法人カード
      2. 例②:コスモコーポレートカードJCB
    3. 【ハウスカード】クレジット機能なしのメリット
    4. 【ハウスカード】クレジット機能なしのデメリット
    5. メリットデメリットのまとめ
  3. ガソリンカードでクレジット機能有りと無しはどちらがいいの?
    1. クレジット機能ありのガソリンカードと普通のクレジットカードはどちらがいいの?
    2. ガソリン経費が多い場合はガソリン専用としてカードを持っておくほうが経費管理をしやすい
  4. 法人カードを利用していないならガソリン代以外の支払いにも活用できる1枚を別途作成したい
    1. ガソリン費用以外にも交通費・光熱費・消費税・法人税・広告費・消耗品費など、すべてカード決済可能
    2. 国税のように金額の大きいものこそ法人クレジットカードで支払うべき
    3. ガソリン代以外の支払いを想定すると、ガソリンカードのポイント還元はイマイチ・・・?
    4. ガソリン代以外も支払うならポイント還元率や付帯サービスが手厚い銀行系(三井住友など)や信販系(アメックス、オリコなど)の法人クレジットカードがおすすめ
  5. おすすめのガソリンカード
    1. ETC協同組合ガソリンカード
    2. エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード
    3. シナジーJCB法人カード
    4. コスモコーポレートカードJCB
    5. シェルビジネスカード
  6. まとめ

法人向けガソリンカードとは?

法人向けガソリンカードとは、ガソリンスタンド(石油会社)が発行している法人向けのカードです。

下記のように、発行会社によって「クレジット機能あり」「クレジット機能なし」の2種類のカードが存在しています。

  • クレジット機能あり:通常のクレジットカードと同じ
  • クレジット機能なし:対象のガソリンスタンドだけで使えるハウスカードで、クレジット機能は付いていない

ガソリンカードを選ぶときには、「クレジット機能があるかどうか?」または「クレジット機能が必要かどうか?」を考慮しておくことがポイントです。

石油・ガソリン系の会社が発行している法人・個人事業主向けのクレジットカード

法人向けガソリンカードは、「法人専用」です。

たとえばこんなカードがあります。

  • ETC協同組合ガソリンカード
  • エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード
  • シナジーJCB法人カード
  • コスモコーポレートカードJCB
  • シェルビジネスカード

このページの最後に代表的な上記の法人向けガソリンカードを紹介しますが、いずれも「法人」や「個人事業主」が対象です。

ガソリン代を現金で支払う場合に比べて、「社員の立替不要」や「法人口座で決済できる」などさまざまなメリットを得られます。

自社ガソリンスタンドでの利用を促進するためにできたカード

何度も自社スタンドを使ってもらうために作られているカードなので、特定店舗や提携店舗での利用時に大きなメリットがあるのが特徴。

法人向けガソリンカードは、そのカードを発行しているガソリンスタンドで「高還元率」や「ガソリン割引」といった特典が付いてるカードが多いです。

  • 自社ガソリンスタンドで会員価格が採用され安くなる
  • 自社ガソリンスタンドでの還元率が高いことが多い
  • 社員向けの追加カードが無料で大量に発行できることが多い

カード選びは特典比較で選びがちですが、利用するガソリンスタンドを決めることが根本的に大切です。

スペックでカードを選んでも、そのガソリンスタンドが遠いと利用するのが大変だからです。

一般的には会社の近くにあるガソリンスタンドでカードを作るケースが多そうですが、出張なども考慮するなら店舗数から利用するガソリンスタンドを決めるのもおすすめですよ。

ENEOSが最も店舗数が多く、他には出光・コスモ石油・昭和シェル石油・ESSO・Mobil・ゼネラルがメジャーなガソリンスタンドでしょう。

クレジット機能も付いている場合は、ガソリンスタンド以外のシーンで通常クレカ決済も可能

法人向けガソリンカードは、「クレジット機能あり」と「クレジット機能なし」の2種類あります。

クレジット機能ありの法人向けガソリンカードは、法人向けのクレジットカードです。

クレジット機能なしの法人向けガソリンカードは、対象のガソリンスタンドのみで使えるハウスカードです。

両方のタイプを発行しているガソリン会社があれば、一方のタイプだけしかないところもあります。

法人向けなので引き落とし口座は個人では無く法人口座。会社の経費として支払いが可能になる

日々のガソリン経費を現金で支払っている場合、レシートや領収書を収集して経費管理を行います。

しかし、法人向けガソリンカードは法人口座から引き落とすことができ、さらにカード利用明細から経費管理を行えるようになります。

経費業務の一本化はクレジット機能なしのハウスカードも同様なので、ガソリンスタンドの経費が多い企業はカードを作っておくほうが便利です。

クレジットカードのスタンダードなスペックは一通りある

クレジット機能ありの法人向けガソリンカードのスペックは、クレジットカードでお馴染みの「ポイント還元」や「ショッピング保険」といったスペックが付いています。

しかし、細かいスペックは各カードの差が激しいため個人でクレジットカード選びを行う場合と同じで比較しておくほうが最適なカードを見つけやすいです。

また、根本的にガソリンカードは「よく利用するガソリンスタンドで作る」のが基本となるため、スペック重視でカードを選んで実用性(利用頻度)が低下してしまうなら通常の法人クレジットカードを選ぶほうがいいかもしれません。

提携カードではない通常の法人クレジットカードは、基本的にガソリンカードのようにメリットを得られる場所が限定されないので汎用性が高いです。ただし、ガソリンスタンドでカードを使う場合は、そのガソリンスタンドで発行されているクレジットカードのほうが還元率や割引によるメリットが大きいケースがあります。
クレジット機能のない法人向けガソリンカード(ハウスカード)は、ポイント還元や旅行保険などクレジットカードにあるようなスペックが一切搭載されていないカードが多いです。割引価格で給油できるといったメリットのあるハウスカードもありますが、基本的にはスペックよりも「経費管理一本化」や「スムーズな決済」などを目的に作るカードです。

法人向けガソリンカードのメリット・デメリット

法人向けガソリンカードはクレジット機能の有無によって使い勝手が変わります。

  • クレジット機能あり:JCB等の各国際ブランドの加盟店でカードを使える
  • クレジット機能なし:指定されているガソリンスタンドでしか使えない

クレジット機能ありは「クレジットカード」なので、そのカードの国際ブランドの加盟店ならどこでもカードを使えます。

一方、クレジット機能なしは国際ブランドが付いていないので、クレジットカードのように各国際ブランドの加盟店でカードを使うことができません。

指定されたガソリンスタンドのみで決済できるシステムになっているため、ガソリンスタンド専用カードとして使うことになります。

クレジット機能なしのハウスカードは各カードによって支払方法に違いがありますが、「エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード」の場合なら口座振替です。どのハウスカードもキャッシュレスで決済できるのは同じです。

【クレジットカード】クレジット機能ありのメリット

クレジット機能ありの法人ガソリンカードは、主に以下のようなメリットがあります。

  • キャッシュレスで決済できる
  • 経費精算を簡略化できる
  • 社員のガソリン代の立替負担をなくせる
  • 帳簿の付け忘れを防止しやすい
  • カードの盗難紛失補償があるので安心
  • カードを社員に持たせることができる
  • 利用状況をWeb明細で確認できる
  • 割引価格で給油できる
  • ポイント還元を得られる
  • 追加カードでクレジット機能なしのハウスカードを発行できるカードもある
  • キャッシュフローを改善できる
  • ETCカードをクレジットカードで支払えば同時に経費管理できる

上記のメリットを簡単にまとめると、クレジット機能ありは「クレジットカード」なので現金払いと比較した場合のクレジットカードのメリットと同じです。

それに加えて、法人向けガソリンカードはガソリン特化の利点があることから「対象店舗で高還元率」や「対象店舗でガソリン割引」など、他の法人クレジットカードよりも指定店舗におけるお得度が高いケースがあります。

また、経費管理一本化やキャッシュフロー改善などは法人向けガソリンカードだけのメリットではなく、すべての法人クレジットカードに共通するメリットです。

以下の記事で「個人クレジットカード」と「法人クレジットカード」の違いをまとめているので、合わせて読んでみてくださいね。

法人クレジットカードは本当に必要か?個人カードとの決定的な違いや、法人カードならではのデメリット・トラブルを徹底解説
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【クレジットカード】クレジット機能ありのデメリット

クレジット機能ありのデメリットは、主に以下のような内容です。

  • 年会費が発生する
  • 他の法人カードに比べてポイント還元等のスペックが劣る場合がある
  • クレジットカード審査がある

まず、クレジット機能なしと大きく異なるのは、審査があることです。

クレジット機能なしのハウスカードはクレジットカードではないため、クレジットカード審査がありません。

独立直後等では審査に合格できないケースもあるため、その場合はクレジット機能なしのハウスカードを検討してみるといいですね。

スペックに関しては他の法人クレジットカードよりもガソリンカードが劣るかどうかは比較対象にもよりますし、スペックをどこまで重要視するのかという個人差にもよります。

2つの法人向けガソリンカードの「ポイントプログラム」や「還元率」の例を紹介するので、参考にしてみてくださいね。

例①:シナジーJCB法人カード

「シナジーJCB法人カード」は、前月のカード利用額に応じて1円~10円のガソリン割引をエネオス・エッソ・モービル・ゼネラルで受けることができます。

前月のカード利用額は指定店舗でカードを使った金額ではなくクレジットカードの月間利用額なので、どこでカードを使っても還元率(ガソリン割引率)を高めることができます。

ただし、値引き価格は月間300リットルまでと制限があります。

最大の10円値引きは月間7万円以上で適用なので、月間に7万円カードを使って翌月に300リットル給油するのが最高効率です。

この場合、「月間50万円」や「月間100万円」など月に7万円を大きく超える経費がでる場合、スタンダードなポイントプログラムが搭載されている法人カードのほうが取りこぼしがなくてお得なケースがあります。

この場合、エネオス・エッソ・モービル・ゼネラルで割引価格で給油するためにシナジーJCB法人カードを発行しておき、月間7万円以上の経費に関しては他の法人カードを使うという2枚持ちがおすすめです。

例②:コスモコーポレートカードJCB

「コスモコーポレートカードJCB」は、カード利用1,000円毎に1ポイントが付与されるOkiDokiポイント搭載で、ポイント還元率は0.5%です。

ポイント付与はコスモ石油でカードを使った金額のみ付与されるのではなく、どこでカードを使っても1,000円毎に1ポイントが付与されます。

その他、スペック詳細でガソリンがお得になる特典はありません。

つまり、ガソリンカードなのにガソリンがお得になるような特典等がないため、還元率0.5%のポイントプログラムが搭載されている他の法人クレジットカードを使っても同じことになります。

ハウスカードに関しては、通常はポイントが付与されないハウスカードを「コスモコーポレートカードJCB」の追加カードとして発行すると、ハウスカードの利用に対してもポイントが付与されるというメリットがあります。

しかし、これも社員用追加カードを発行できる法人クレジットカードでも同じことができます。

通常の法人クレジットカードはガソリンスタンド専用のハウスカードを発行できません。そのため、社員にハウスカードを持たせるためにコスモコーポレートカードJCBを作り、ハウスカードを社員に持たせるという運用は便利です。
通常の法人クレジットカードで発行できる社員用追加カードはクレジットカードなので、もちろんガソリンスタンドでも使えます。ただし、ガソリン代しか経費がでないような事業の場合、法人向けガソリンカードのハウスカードを社員に持たせるほうが経費管理をしやすいケースがあります。

【ハウスカード】クレジット機能なしのメリット

クレジット機能なしのデメリットは、主に以下のような内容です。

  • キャッシュレスで決済できる
  • 経費精算を簡略化できる
  • 社員のガソリン代の立替負担をなくせる
  • 帳簿の付け忘れを防止しやすい
  • カードの盗難紛失補償があるので安心
  • カードを社員に持たせることができる
  • 利用状況をWeb明細で確認できる
  • クレジットカード審査がない

クレジット機能ありの場合と同じで、ハウスカードも経費作業関連のメリットを得ることができます。

社員にとってはカード決済できると現金払いの立替負担がなくなるので、これは嬉しいメリットです。

カードによってはクレジット機能ありの法人向けガソリンカードの追加カードとしてハウスカードを発行できるケースがあるため、この場合は「社長=クレジットカード」の「社員=ハウスカード」といった使い方ができます。

【ハウスカード】クレジット機能なしのデメリット

クレジット機能なしのデメリットは、主に以下のような内容です。

  • 年会費が発生する
  • クレジット機能がない
  • ポイント還元等のクレジットカードにあるスペックがない

ハウスカードはガソリン代がお得になるような特典等が付いていないカードが多いです。

また、ハウスカードは指定された店舗でしか使えないため、クレジットカードのような汎用性はありません。

メリットデメリットのまとめ

基本的に法人向けガソリンカードはクレジット機能の有無に関わらず、ガソリン代の「経費管理一本化」や「キャッシュレス決済」などのメリットを得られます。

クレジット機能ありのガソリンカードに関しては、ガソリンカードならではのメリットを活かすためにも「ガソリン代に直結する割引等の特典があるか?」が損得における焦点です。

ただし、ガソリンカードはハウスカードを社員用として発行できるという独特のメリットを持つカードもあるため、一概にスペックだけでメリットが決まるわけでもありません。

ガソリンカードでクレジット機能有りと無しはどちらがいいの?

法人向けガソリンカードを作るにあたり、「クレジット機能あり」「クレジット機能なし」のどちらにすべきかは悩みどころですね。

基本的にガソリンカードを実際に使うのは社員という企業が多いと思うので社員の業務内容でガソリン代以外にも経費支出があるかどうかを考えておくとベストな判断をしやすいです。

出張や営業など外回り業務の場合はガソリン代以外にもさまざまな経費がでるため、そうした場合はクレジット機能ありを発行しておくほうが便利ですね。

社員にカードを持たせない場合、契約者(代表者)が一人で経費を支払うと思うのでクレジット機能ありのほうが便利です。ただし、独立直後でクレジットカード審査に合格できない場合、ハウスカードを発行しておけば当面はガソリン代だけキャッシュレス決済できるのは助かります。

クレジット機能ありのガソリンカードと普通のクレジットカードはどちらがいいの?

法人向けガソリンカードのクレジット機能ありとなしは、シンプルに「クレジットカードが必要か?」で判断すればいいので難しくありません。

それよりも「クレジット機能ありのガソリンカード」「その他の法人クレジットカード」のどちらにすべきかで悩む企業のほうが多いかもしれません。

この違いはスペックの違いだけなので、ポイント還元等にこだわらないならどちらも実用性は変わりません。

ガソリンカードはガソリン特化のスペックが備わっている傾向があるものの、他の法人クレジットカードを超えるメリットを得られるかどうかは本当にカードによります。

ガソリン経費が多い場合はガソリン専用としてカードを持っておくほうが経費管理をしやすい

スペックはさておき、車事業のように給油頻度が高い場合はガソリン専用としてカードを作っておくと経費管理をしやすいです。

  • 通常の法人クレジットカード:さまざまな経費が利用明細にあがる
  • クレジット機能ありガソリンカード:ガソリン専用として使えばガソリンの明細しか上がらない
  • クレジット機能なしのガソリンカード:使える場所が限定されているため経費管理をしやすい

大企業になるほど経費の種類が多くなるので、それを小分けに管理する方法としてガソリン専用カードを持つのは便利です。

逆に経費の種類が少ない(利用明細で経費の仕訳が必要ない)のであれば、スペック目的以外にガソリンカードを作る必要はとくにありません。

ちなみに法人クレジットカードの勘定項目については、以下の記事でまとめているので参考にしてみてくださいね。

法人カードの経理・会計処理の総まとめ。領収書・明細書・勘定科目など気になるところを一気読み。
大前提として、公私混同を避けよう 法人カードの経理や会計処理は「勘定項目は何になる?」や「領収書や明細書はどうなる?」など、さまざまな疑問が湧きますね。 今回はそうした法人カードの会計処理のやり方を総まとめで紹介していきますが、その...

法人カードを利用していないならガソリン代以外の支払いにも活用できる1枚を別途作成したい

1枚も法人クレジットカードを持っていない場合、何かしらのクレジットカードを作っておくのがおすすめです。

法人カードがあるとガソリン代はもちろん、「広告費」や「国税」などさまざまな経費をすべてカード決済できるようになります。

また、カード利用明細から経費の仕訳がスムーズとなり、支払いが約1ヶ月後なのでキャッシュフロー改善効果もあります。

以下の記事で法人クレジットカードの選び方をまとめているので、合わせて読んでみてくださいね。

法人用クレジットカードの作り方!選び方・発行までの流れ・必要な手続き・今さら聞けないQ&Aを徹底網羅!
起業したら法人カードがあると便利 今回は、法人カードの作り方と選び方をまとめて紹介していきますが、その前に法人カードの利便性をおさらいしておきましょう。 日々のビジネスシーンで「法人カードがあると何が便利なのか?」、ここはしっかり抑...

ガソリン費用以外にも交通費・光熱費・消費税・法人税・広告費・消耗品費など、すべてカード決済可能

法人クレジットカードはあらゆる経費をカード決済できます。

交通費や光熱費など身近な費用だけではなく、法人税もクレジットカードで支払うことができますよ。

また、クレジットカードでしか支払えないサービスを利用する場合も、法人カードがあると対応できるので便利ですね。

国税のように金額の大きいものこそ法人クレジットカードで支払うべき

法人クレジットカードで経費を支払うと、ポイントを貯められます。

これはプライベートでクレジットカードを使う場合とメリットは同じであり、やはりポイントを獲得できる分だけ現金払いよりもお得ですね。

カードの利用額に比例してポイントを貯められるので、国税のように高額な支出ほど法人カードで支払いたいところです。

ガソリン代以外の支払いを想定すると、ガソリンカードのポイント還元はイマイチ・・・?

基本的にガソリンカードでガソリン以外の支払いでもポイント還元でメリットがあるかどうかは、かなりカードによります。

「シナジーJCB法人カード」の場合、月間のカード利用額に応じてエネオス・エッソ・モービル・ゼネラルで最大10円割引を受けられるのがメリットですが、カードを使う場所(お店)に関してはどこでカードを使っても割引率を高められます。

「コスモコーポレートカードJCB」の場合、ガソリン割引等の特典がない反面、スタンダードなポイントプログラムが搭載されており、どこでカードを使っても0.5%の還元率は変わりません。

ただし、高還元率を誇る法人クレジットカードに比べると、「コスモコーポレートカードJCB:0.5%」のように還元率が低いカードがあります。

また、「シナジーJCB法人カード:割引価格の給油は月間300リットルまで」や「シェルビジネスカード:キャッシュバックは年間18万円まで」のようにポイント還元の上限が決まっているカードもあります。

毎月高額な経費支出のある企業は、ポイント還元の制限がない高還元率カードを作っておくほうがお得かもしれませんね。

ガソリンカードに付帯されているガソリン系以外の特典は、他の法人クレジットカードとそれほど変わらないカードもあります。JCBの場合、ゴールドカードになると高額補償の旅行保険が付いており、航空機遅延系の珍しい保険まで搭載されています。また、トラベル優待やビジネス特典など定番な優待特典も用意されています。このあたりはガソリンカードだからというよりも、法人クレジットカード全体としてカードによります。

ガソリン代以外も支払うならポイント還元率や付帯サービスが手厚い銀行系(三井住友など)や信販系(アメックス、オリコなど)の法人クレジットカードがおすすめ

以下の法人カードはポイント還元を含めて、スペックが全体的に優秀でおすすめです。

  • ラグジュアリーブラック:1.5%
  • セゾンプラチナビジネスアメックス:JALマイル1.25%
  • アメックス法人カード:ANAマイル1.0%
  • オリコEX Gold for Biz:0.6%
  • 三井住友ビジネスカードfor Owners:0.5%

ポイント還元率に関してはどれも上限がないので、カードを使った分だけ無制限でポイントを貯められます。

三井住友ビジネスカードfor Ownersはポイント還元が平凡ですが、こちらは「Apple Pay」や「PiTaPa」など電子マネーが豊富です。

法人クレジットカードは電子マネーを使えるカードが極端に少ない現状があるため、電子マネーを使いたい企業にとっては重宝されています。

下記の記事で各カードの詳細をまとめているので、気になるカードをチェックしてみてくださいね。

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おすすめのガソリンカード

大手ガソリン会社のカードを5枚紹介していきます。

  • ETC協同組合ガソリンカード
  • エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード
  • シナジーJCB法人カード
  • コスモコーポレートカードJCB
  • シェルビジネスカード

「通常の法人クレジットカードにするか?」それとも「ガソリンカードにするか?」、じっくり検討してみてくださいね。

ETC協同組合ガソリンカード

ETC協同組合ガソリンカード

カード名称ETC協同組合ガソリンカード
年会費無料
ガソリンスタンド数・エネオス13,142店舗
・出光3,505店舗
ガソリン代割引なし
クレジット機能なし
ポイント還元率0%

ETC協同組合ガソリンカードは、エネオスと出光で使えるカードです。

クレジット機能はなく、ガソリン割引やポイント還元もありません。

該当店舗でキャッシュレス決済したいという企業に向いています。

公式サイト

エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード

エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード

カード名称エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード
年会費103円(税込)
ガソリンスタンド数・ESSO1,773店舗
・Mobil946店舗
・ゼネラル480店舗
※2019年度内にこの3ブランドは廃止され、エネオスに統合される予定。
ガソリン代割引店頭クレジット価格で給油可能
クレジット機能なし
※JXTGエネルギー公式サイトに紹介はないが、下記で紹介するシナジーJCB法人カードがクレジット機能ありにあたる。
ポイント還元率0%

エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカードは、エッソ・モービル・ゼネラルで使えるカードです。

クレジット機能のないハウスカードで、ポイント還元はありません。

このカードがあると該当店舗で店頭価格で給油ができるため、現金払いに比べてガソリン代の経費節約効果が見込めます。

2019年7月で、エッソ・モービル・ゼネラルは廃止となり、これらはエネオスと統合されます。それに伴い、カードスペック等も改定される可能性もあります。

公式サイト

シナジーJCB法人カード

シナジーJCB法人カード

カード名称シナジーJCB法人カード(一般カード)シナジーJCB法人カード(ゴールドカード)
年会費2,000円(税抜き)10,000円(税抜き)
ガソリンスタンド数・エネオス13,142店
・ESSO1,773店舗
・Mobil946店舗
・ゼネラル480店舗
・エネオス13,142店
・ESSO1,773店舗
・Mobil946店舗
・ゼネラル480店舗
ガソリン代割引・7万円以上:7円引き
・5万~7万円未満:5円引き
・2万~5万円未満:3円引き
・1万~2万円未満:2円引き
・1万円未満:1円引き
※前月の利用額に応じた1リッターあたりの値引き。
・7万円以上:10円引き
・5万~7万円未満:8円引き
・2万~5万円未満:6円引き
・1万~2万円未満:5円引き
・1万円未満:4円引き
※前月の利用額に応じた1リッターあたりの値引き。
クレジット機能あり
※JCB公式サイトに紹介はないが、上記で紹介したエッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカードがクレジット機能なしにあたる。
あり
※JCB公式サイトに紹介はないが、上記で紹介したエッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカードがクレジット機能なしにあたる。
ポイント還元率0%
※ポイントプログラムがない付いていない。
0%
※ポイントプログラムがない付いていない。
付帯保険・海外ショッピングガード保険:最高100万円・海外ショッピングガード保険:最高500万円
・国内ショッピングガード保険:最高500万円
・海外旅行保険:最高1億円
・国内旅行保険:最高5,000万円
・乗継遅延費用保険金:2万円限度
・出航遅延費用等保険金:2万円限度
・寄託手荷物遅延費用保険金:2万円限度
・寄託手荷物紛失費用保険金:4万円限度

シナジーJCB法人カードはクレジットカードなので、エネオス・エッソ・モービル・ゼネラルだけではなくJCB加盟店でもカードを使えます。

こちらはクレジットカードですが、ポイント還元はありません。

ガソリン割引は月間のカード利用額に応じて「一般カード:最大7円引き」・「ゴールドカード:最大10円引き」となります。

最大の値引き率はかなり高いですが、値引き後の給油量は本会員とその他のカード使用者も合わせて月間300リットルまでとなっています。

2019年7月で、エッソ・モービル・ゼネラルは廃止となり、これらはエネオスと統合されます。それに伴い、カードスペック等も改定される可能性もあります。

公式サイト

コスモコーポレートカードJCB

コスモコーポレートカード

カード名称コスモコーポレートカードJCB(一般)コスモコーポレートカードJCB(ゴールドカード)
年会費1,250円(税抜き)10,000円(税抜き)
ガソリンスタンド数・コスモ石油2,789店舗・コスモ石油2,789店舗
ガソリン代割引なしなし
クレジット機能あり
※クレジット機能のないハウスカードも選択可能。
あり
※クレジット機能のないハウスカードも選択可能。
ポイント還元率0.5%
※1,000円で1PT付与のOkiDokiポイント搭載。1PT=1円の場合の還元率。
0.5%
※1,000円で1PT付与のOkiDokiポイント搭載。1PT=1円の場合の還元率。
付帯保険なし・海外ショッピングガード保険:最高500万円
・国内ショッピングガード保険:最高500万円
・海外旅行保険:最高1億円
・国内旅行保険:最高5,000万円
・乗継遅延費用保険金:2万円限度
・出航遅延費用等保険金:2万円限度
・寄託手荷物遅延費用保険金:2万円限度
・寄託手荷物紛失費用保険金:4万円限度

コスモコーポレートカードJCBはクレジットカードなので、コスモ石油だけではなくJCB加盟店でもカードを使えます。

ポイントプログラムはJCBのOkiDokiポイントが搭載されており、1,000円毎に1PT付与のポイント還元率は0.5%です。

ガソリン割引の特典はありません。

「コスモコーポレートハウスカード」というハウスカードも選択可能。ハウスカードはクレジットカードと2枚持ちできますし、ハウスカードのみを発行することもできます。

公式サイト

シェルビジネスカード

シェルビジネスカード

カード名称シェルビジネスカード(一般)シェルビジネスカード(ゴールド)
年会費1,250円(税抜き)10,000円(税抜き)
ガソリンスタンド数・昭和シェル2,989店舗・昭和シェル2,989店舗
ガソリン代割引なしなし
クレジット機能あり
※クレジット機能のないハウスカードも選択可能。
あり
※クレジット機能のないハウスカードも選択可能。
ポイント還元率・100万円以上:3.0%
・80~100万円:2.5%
・60~80万円:2.0%
・40~60万円:1.5%
・20~40万円:1.0%
・5~20万円:0.5%
・5万円未満:0%
※ポイントプログラムはキャッシュバック、年間最大18万円まで。
・100万円以上:3.0%
・80~100万円:2.5%
・60~80万円:2.0%
・40~60万円:1.5%
・20~40万円:1.0%
・5~20万円:0.5%
・5万円未満:0%
※ポイントプログラムはキャッシュバック、年間最大18万円まで。
付帯保険・海外ショッピングガード保険:最高100万円・海外ショッピングガード保険:最高500万円
・国内ショッピングガード保険:最高500万円
・海外旅行保険:最高1億円
・国内旅行保険:最高5,000万円
・乗継遅延費用保険金:2万円限度
・出航遅延費用等保険金:2万円限度
・寄託手荷物遅延費用保険金:2万円限度
・寄託手荷物紛失費用保険金:4万円限度

シェルビジネスカードはクレジットカードなので、昭和シェルだけではなくJCB加盟店でもカードを使えます。

こちらはキャッシュバックが搭載されており、利用額に応じて年間で最大18万円までキャッシュバックを受けられます。

ガソリン割引の特典はありません。

「シェルビジネスカード(SS専用カード)」と「シェルビジネスカード(FUELカード)」というハウスカードも選択可能。ハウスカードはクレジットカードの追加カードとして発行できますし、ハウスカードだけを単体で発行することもできます。

公式サイト

まとめ

法人向けガソリンカードはクレジット機能に関わらず、毎月のガソリン経費を「スムーズに支払える」や「経費管理が楽」などのメリットがあります。

  • 法人向けガソリンカードはクレジット機能ありとクレジット機能なしがある
  • メリットはガソリン経費の管理のしやすさやガソリン割引など
  • デメリットはガソリン割引等がない場合に他の法人カードで代用できてしまうこと
  • 毎月の給油頻度が高いなら作っておくと便利
  • ガソリン専用としてガソリンカードを発行して、その他は通常の法人クレジットカードを使うのも便利

毎月の給油頻度が高い企業に向いており、クレジット機能ありに関してはガソリン専用としての運用を考慮して検討するのがおすすめです。

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