VISAとは、アメリカのカリフォルニア州に本社を持つカード決済サービスを提供している会社で、国際ブランドの1種です。
世界でもっとも導入されている国際ブランドであり、先進国はもちろん発展途上国においてもVISAがあれば安心といわれるほどです。
出張等で海外のさまざまな国へ出かけることが多いなら、VISAブランドの法人カードを1枚作っておくのがおすすめです。
▼VISAブランドで法人カードをもつならコレ▼
→追加カードが枚数無制限で発行可能!年会費は400円。三井なのでセキュリティも万全です。
→年間200万円以上の利用で還元率1.1%&初年度 年会費無料!特典と価格のバランスがよくはじめての1枚に最適。
>>この記事に「りそな 法人カード」といった検索でたどり着いた方はこちら(ページ内で移動します)をクリックしてください。
VISAについて
国際ブランドとは?
国際ブランドとは、「VISA」や「Master Card」など世界的に利用可能なカード決済技術を提供しているブランドのことです。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express(アメックス)
- Diners Club(ダイナース)
日本国内で法人カードを使う場合、上記5大ブランドに対応しているお店がほとんどです。
使うブランドによって使える・使えないの差はあまり出ません。
ただし、海外で法人カードを使う場合は、VISAとMastercard以外は使えないお店が多くあります。
世界中で法人カードを利用する機会がある方は、VISAかMastercardのどちらかor両方を作っておくことをおすすめします。
VISAが使えない≒そのお店はクレジットカードが使えないと考えてもOK
日本のクレジットカード決済店でVISAが使えないことはほぼありません(筆者はいまだにそのようなお店に遭遇したことがないです)。
よって、「VISAが使えない≒クレジットカードが使えない」と考えてもいいかと思います。
日本の場合、クレジットカード決済にかかる店側の手数料の重さや導入時の初期コストが、クレジットカード決済導入のハードルになっていると言われています。
海外への渡航予定がある方は、VISAとMastercardを2枚持ちをしておくと非常に安心です。
VISAは加盟店が多く、海外でも強い
VISAは5大ブランドの中で、世界的にもっとも加盟店数が多いといわれています。
具体的な加盟店数はわかりませんが、上記のグラフの通り2018年の世界における「Purchase Transactions(購入取引)」ではVISAが1位です。
※取引額2位のUnionPay(銀聯)は中国で利用されているブランドで、中国の人口の多さから取引額が増えています(世界的にはあまり関係ありません)。
世界における国際ブランド別のさまざまな情報を知りたい場合、「THE NILSON REPORT」という海外サイトが便利です。
THE NILSON REPORTはアジア圏やユーロ圏など大陸別の国際ブランド情報を閲覧できるなど、さまざまな国際ブランドの統計が公開されています。
「Google翻訳」や「weblio」など無料で使える翻訳サイトはたくさんあるので、英語が苦手な方でも利用できますよ。
May 2019 | Issue 1154
Global Card Brands in 2018—Ranked by Purchase Transactions
Last year 368.92 billion purchase transactions for goods and services were generated by cards issued worldwide carrying the American Express, Diners Club/Discover, JCB, Mastercard, UnionPay, and Visa brands.2019年5月| 話題-No1154
2018年のグローバルカードブランド-購入トランザクション別
昨年、商品とサービスの3,689億件の購入取引は、アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブ/ディスカバー、JCB、マスターカード、UnionPay、およびVisaブランドを搭載した世界中で発行されたカードによって発生した。引用:THE NILSON REPORT(NEWSLETTER 2019-「May 2019 | Issue 1154-Global Card Brands in 2018—Ranked by Purchase Transactions」より)
VISAビジネスオファー
VISAカードを持つと、VISAが提供するさまざまな特典も利用できます。
- マネーフォワード クラウド会計・確定申告の割引
- グルメ特典 など
法人カードの特典は主に「国際ブランドが提供する特典」・「カード会社が提供する特典」・「そのカードに付帯している独自特典」の3つがあります。
VISAの場合は「VISAビジネスオファー」や「VISAビジネスグルメオファー」など幅広く多彩な特典が用意されているのが特徴です。
「経理業務のために会計ソフトを導入したい」や「接待のためにレストランを予約したい」など、ビジネスシーンで利用するさまざまなサービスをお得に利用できるようになります。

個人カードも使えるけれど…後処理を考えると法人カードを作っておきたい!
日付 | 勘定項目 | 借方 | 勘定項目 | 貸方 |
---|---|---|---|---|
4/13 | 交通費 | 5,000円 | 未払金 | 5,000円 |
5/25 | 未払金 | 5,000円 | 普通預金 | 5,000円 |
基本的に個人カードで経費を支払っても、会計処理(帳簿)をしっかり行えば問題ありません。
個人カードで経費を支払う行為は「立替」なので、上記のように勘定科目を「立替金」として処理します。
ただし、毎回この処理をやるのは面倒な上に忘れてしまうリスクがあるため、個人カードの法人利用は避けましょう。

VISAブランドのおすすめ法人カード
法人ゴールドカード部門(VISA×ゴールド)
「VISA」×「ゴールドカード」でおすすめの法人カードは、以下の2枚です。
- オリコEX Gold for Biz M
- 三井住友for Owners ゴールド
三井住友for Owners ゴールド
三井住友は、日本ではじめてVISAを導入したカード会社です。
その歴史から「VISAカードといえば三井住友」というイメージが定着しています。
三井住友for Ownersは、「VISA」と「Mastercard」のどちらも選べます。
同シリーズには3種のランクがあり、空港ラウンジはゴールドカード以上で付帯します。
出張用の法人カードを検討しているならゴールドカード以上がおすすめです。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 0円(税別) |
2年目以降 | 11,000円(税別) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 0.50% |
上限 | 0.65% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | VISA、Master |
入会特典 | |
---|---|
新規入会限定キャンペーン(期間:2020年10月1日~2021年3月31日) |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
対象コンビニエンスストアやマクドナルドの店舗でのお支払いに、対象の三井住友カードをご利用いただくと、今後いつでもVポイントが通常の5倍貯まります。その他、よく使う対象店舗を3つまで登録し、そのお店ではポイント2倍! |
三井住友ブランド、ゴールドランクの法人カードです。

オリコEX Gold for Biz M
オリコEX Gold for Biz Mは、「VISA」と「Mastercard」のどちらも選べます。
カードの種類は「S」と「M」がありますが、Sは「個人事業主」、Mは「法人代表者」が対象となっています。
ポイント還元は常時0.6%と高く、空港ラウンジから旅行保険まで注目度の高いサービスがバランスよく付帯しているのが特徴です。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 0円(税別) |
2年目以降 | 2,200円(税別) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 0.60% |
上限 | 1.20% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | VISA,Mastercard |
入会特典 | |
---|---|
最大7,000円分のポイントプレゼント! |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
初年度は年会費無料! |
最も多くの法人さんへ1枚目の法人カードとしてオススメしたいオリコの新シリーズ。年会費・還元率・追加カード・その他特典どれをとってもバランスよくユーザー第一に作られたクレジットカードです。

法人プラチナカード部門(VISA×プラチナ)
「VISA」×「プラチナカード」でおすすめの法人カードは、「三井住友for Owners」です。
- 三井住友for Owners
三井住友for Owners プラチナ
三井住友for Owners プラチナも、選べる国際ブランドは「VISA」と「Mastercard」です。
下位カードと比べて、プラチナカードは「コンシェルジュサービス」や「プライオリティパス」など特典が豪華になります。
これらの豪華なスペックをフル活用するためにも、海外へのフライト出張が多い企業におすすめしたい1枚です。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 55,000円(税別) |
2年目以降 | 55,000円(税別) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 0.50% |
上限 | 0.65% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | VISA、Master |
入会特典 | |
---|---|
新規入会限定キャンペーン(期間:2020年10月1日~2021年3月31日) |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
対象コンビニエンスストアやマクドナルドの店舗でのお支払いに、対象の三井住友カードをご利用いただくと、今後いつでもVポイントが通常の5倍貯まります。その他、よく使う対象店舗を3つまで登録し、そのお店ではポイント2倍! |
三井住友ブランド、プラチナランクの法人カードです。

VISA以外のおすすめ法人カード
法人カードを国内限定で利用される方は、そこまで国際ブランドにこだわらなくても大丈夫です。
今回紹介したVISAブランド以外にも使いやすいブランドのカードはいくつもあるので、その一部を紹介します!
- セゾンプラチナビジネスアメックス
- アメックス法人ゴールド
- ラグジュアリーカード ブラック
VISA以外の法人カードでは、高級カード&ハイスペックカードが多いアメックスブランドもおすすめです。
セゾンプラチナビジネスアメックス
この法人カードは「セゾン」×「アメックス」の提携カードで、個人カードでも人気の高いセゾンアメックスシリーズの法人版です。
プラチナカードにしては年会費が22,000円(税込)と安く、スペックはJALマイル還元率最大1.375%など実用的な仕上がりです!
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 22,000円(税別) |
2年目以降 | 22,000円(税別) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 1.125% |
上限 | 1.375% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | AMEX |
入会特典 | |
---|---|
条件達成に応じて最大9,000円相当(1,800ポイント)をプレゼント! |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
- |
最もコスパがよく法人初年度から持ちたいプラチナカードです。コンシェルジュ付き、JALマイルが最高ランクの高還元率・空港ラウンジ使い放題のプライオリティパス等の特典も全部込みで年会費2.2万円/税込です(利用額により最大半額に割引)。

アメックス法人ゴールド
アメックス法人カードを効率的に運用するなら、年会費3,300円(税込)のメンバーシップリワードプラスへ登録が必須です。
これに加入するとANAマイル還元率3.0%など、ポイント還元率が全法人カードの中でもトップクラスに化けます。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 0円(税別) |
2年目以降 | 34,100円(税別) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 0.3% |
上限 | 1.0% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | AMEX |
入会特典 | |
---|---|
カードご入会後1年以内に200万円以上のカードご利用で、メンバーシップ・リワード®のポイント30,000ポイント獲得可能 |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
- |
アメックスの上位カード。法人初年度でもステータスをその手に。

ラグジュアリーカード ブラック
ラグジュアリーカードは、「Mastercard」のみの発行です。
ランクは「チタン」→「ブラック」→「ゴールド」が用意されています。
ラグジュアリーカードの魅力を堪能するには、上位ランクにしか付帯していないリムジン送迎などの特典がある「ブラック」or「ゴールド」がおすすめです。
ラグジュアリーカードは3種類とも券面自体が金属製となっており、Mastercardのブランドも削り出しで刻印されています。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 110,000円(税別) |
2年目以降 | 110,000円(税別) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 1.25% |
上限 | 1.25% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | Master |
入会特典 | |
---|---|
ラグジュアリーカードはブランドの方針で、入会キャンペーンなどは実施していません。 |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
ご満足いただけなければ、初年度の年会費を「全額返金保証」 |
インビテーション無しで持てる「ブラックカード」として名実とも確かな1枚。メール対応可能なコンシェルジュを含め特典は使い切れないほど充実。還元率も常設1.25%あり、年間1,000万円以上使う方であればポイントだけで十分に年会費分を回収できます。

【コラム】りそな銀行の法人カードはVISAブランドもある
りそな銀行からは、法人向けカードとして「VISA」ブランドのカードが出ています。
スペックは「三井住友for Owners ゴールド」とほぼ同じですが、決済口座がりそなグループ銀行に限定されている点が異なります。
これから法人口座を開設するという状況なら、りそな銀行と合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
海外でも法人カードを使うなら、VISAカードを作っておくと安心です。
- VISAは世界でもっとも加盟店が多い
- 海外に行くならVISAは鉄板
- VISAならではの特典も使える
- 国内でVISAは三井住友が代名詞
- VISAブランドの人気法人カードは選択肢が多い
実際にカードを使う際に肝心なのは各国の状況なので、出国準備の一環として目的国のキャッシュレス状況を調べておくことが重要です。
▼VISAブランドで法人カードをもつならコレ▼
→追加カードが枚数無制限で発行可能!年会費は400円。三井なのでセキュリティも万全です。
→年間200万円以上の利用で還元率1.1%&初年度 年会費無料!特典と価格のバランスがよくはじめての1枚に最適。
また、法人カードの選び方は国際ブランド以外にもさまざまな観点があるので、以下の記事も参考にしながらカード選びを進めてみてくださいね。




コメント