ほとんどの法人カードが一括払いの理由と分割払いにする方法

ほとんどの法人カードが一括払いの理由と分割払いにする方法

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2018.07.26

なぜ法人カードで分割払いができないか?

ほとんどの法人カードは一括払いのみ

個人向けクレジットカードは、金額に応じて一括払いや分割払い、リボ払いやボーナス一括払いなど、色々な支払方法が選択できます。また、あらかじめ決定した支払方法を、今の自分の持ち合わせによって締め日の前なら変更も可能です。

例えば、急な出費が増えてしまったので、一括払いだったものをリボ払いにしたい、ボーナスが入ったので分割払いをボーナス一括払いにする、などです。ところが、個人向けクレジットカードが支払方法を幅広く選べるのに対して、ビジネス向けクレジットカード、いわゆる法人カードは支払方法が一括払いのみ、というものがほとんどです。

分割やリボにする機会がないから

個人での買い物の場合は、高額な買い物をする時には手持ち金額では足りないため、今後の支払を計画した上で、分割払いやリボ払いにするのも珍しくありません。一方で、企業や事業所が何かを支払う場合は、既に十分な資金があるためほぼ全ての支払が一括払いです。

利子と手数料がかかるため、分割やリボのメリットがない

一括払いは、支払金額をそのままクレジットカードで支払えますが、分割払いやリボ払いは、支払金額のほかに利子と手数料がかかります。一括で支払えるものを分割やリボにすると、余分な利子や手数料を払うことになるので、法人ではわざわざ支払いを分割やリボ払いにするメリットがあまりありません。よって法人カードもほぼすべてが一括払いのみとなっています。

銀行からの融資を利用するから

通常、法人の資金が足りない状態で多額の支払いを行う場合には、銀行からの融資を利用します。銀行からの融資も、クレジットカードの分割払いやリボ払いと同じく、一時的に借金をしている状態になりますが、クレジットカードの分割払いやリボ払いよりも利子が低いため、通常は銀行の融資を利用します。よって、銀行からの融資を受けられる状態で分割払いやリボ払いを使う必要はありません。

法人が分割払いを希望する場合とは?

事業の規模が小さい場合

法人にとって利子や支払手数料がかかるため、分割払いやリボ払いにするメリットがあまりないことが分かりました。ところが、これはあくまでも資金が十分にある大企業の場合です。中小規模の企業や、起業したばかりなどでまだ十分な資金が支払いに使えない法人の場合には、銀行からの融資審査も通らないため、支払いも一括ではなく分割払いやリボ払いを希望することがあります。

さらに、フリーランスである個人事業主、自営業の場合は、いつでも多大な資金を持っているわけではありません。よって、個人向けカードと同じように法人カードでも分割払いやリボ払いを希望することも少なくないのです。

収入が時期によって変動する場合

一方で、ある程度の事業規模のある法人でも、一年間の収入が時期によって変動する場合には、分割払いやリボ払いを希望することもあります。繁忙期には大きな収入があるので、繁忙期にできるだけ多く支払い、収入が安定していない閑散期にはできるだけ支払いを少なくしたい場合には、法人でも分割払いやリボ払いを選択することになります。

資金繰りが悪い場合

企業の資金繰りが悪い時には、まず支払い計画を見直して改善をしなければ事業が立ち行かなくなってしまいます。よって、法人の資金繰りが悪い時の改善方法として、一括払いにしていたクレジットカードの支払いを、分割払いやリボ払いにする場合があります。

銀行からの審査が下りない場合

法人が資金を調達する方法として、銀行からの融資を受けるのが一般的ですが、事業の経営状態や規模、銀行からの借り入れ状況によっては、審査が下りずに銀行から融資が受けられない場合があります。銀行から融資が受けられないと、取引がストップしたり事業が立ち行かなくなったりもします。

銀行からの融資が受けられない場合でも、多額の支払いをしなければいけない時には、法人カードの分割払いやリボ払いを希望することもあります。

法人カードで分割払いを利用する方法

個人事業主や自営業なら個人向けカードを持つ

法人カードを持つ理由として、法人名義の銀行口座からの引き落としが可能になるため、資金の流れを把握しやすいから、帳簿の管理もしやすいので経理処理や税制処理が楽になるから、などの理由があります。

一方で、個人事業主や自営業なら法人名義の銀行口座ではなく、個人名義の銀行口座をクレジットカードの引き落とし先にしていることも多いです。この場合には、事業で使用するクレジットカードとして、個人向けカードを発行し、事業用のカードとして使用すれば分割払いやリボ払いでの支払いも可能になります。

個人向けカードを事業用カードとして持つなら、特典も多くなるゴールドカードを選ぶのもおすすめです。年会費2,160円でゴールドカードとしては気軽に持て、楽天ポイントも貯められる「楽天ゴールドカード」や、現金ポイントもためやすい「dカードGOLD」などが該当します。

分割も可能な法人カードを発行する

実は、ごく一部ですが分割払いも可能な法人カードもあります。比較的ショッピング利用枠が低く、多額の支払いには利用できないため、主に中小企業向けの法人カードが多くなっています。さらに、個人向けカードは分割払いやリボ払いにしても、その後の収入や資金によって支払方法を変えて、繰り上げ返済も可能です。ところが、法人カードで分割払いにした場合には、繰り上げ返済が不可であることが多いです。

これを踏まえて、分割払いができる法人カードを選びましょう。また、法人がクレジットカードの分割払いを使用する時には、多額の支払であることが多いです。個人向けカードと同じく、法人カードを分割払いで使用すると、支払い回数が大きければ大きいほど支払う利子や手数料も多くなります。

法人カードの場合には、個人向けよりも支払う額が大きく、利子や手数料も高くなる傾向にありますので、法人カードで分割払いを使用する時には、必ず利子と手数料を含めた総支払額のシミュレーションを行った上で、無理のない支払い計画を立てた上で使用しましょう。

なお、法人カードで分割払いが可能な場合、一括払いのほか二回払いのみが選択可能、複数支払いも選択可能など様々なタイプがあります。事業規模や支払い能力に応じた分割払いが利用できる法人カードを選ぶのも重要です。

法人カードで分割払いができるカードは少ない

法人カードで分割払いができない理由や、分割払いがしたい場合とその方法についてご紹介しました。ここで要点をおさらいしておきます。

  • 個人向けカードと違い、法人カードは支払方法が一括払いのみであるのがほとんど。理由としては、ビジネス面で分割やリボ払いにする機会がない、利子や手数料が高いためメリットがない、銀行からの融資を受けるのが一般的なのでクレジットカードを利用することがない、など。
  • 法人カードでも分割払いやリボ払いで支払いたい場合とは、事業の規模が小さい中小企業や個人事業主、自営業の場合は十分な資金がない時、銀行からの融資が受けられないけれども支払いをしなければいけない時、資金繰りが悪い時に改善方法として、大企業でも繁忙期、閑散期によって収入に変動がある時などがある。
  • 事業でクレジットカードの分割払いやリボ払いを利用したい時には、個人事業主や自営業なら、個人向けカードを利用する方法がある。個人向けカードでもゴールドカードの中でも比較的持ちやすい「楽天ゴールドカード」や「dカードGOLD」を選べば、特典も増えて事業用としても最適。もちろん、分割払いやリボ払いも問題なく使える。
  • 法人カードでも分割払い可能なものもあるがごく少ない。また、分割払いを利用する時には利子や手数料を含めた支払い計画をしっかり立てた上で利用するのが重要。

これらを踏まえれば、法人カードでも上手な支払方法が見つかります。

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